5月8日:フランス大統領選:実はタイタニックのEUがルペンの氷山に追突
ルペンは今回大統領選に負けたが、次回の2022年の選挙には勝つ可能性が高いだろう。
今の時点で約36%のフランス人たちがルペンを応援し、EU離脱を支持しておりマクロンが政権を握っている間に、もっとEUを離脱したい人が増えると予想されるからだ。
あと、ルペンの父親が2002年の大統領選で17.8%の支持率しかなかったのに比べ、約2倍以上の支持を集めていることも理由だろう。
EUの様々な方がTwitterで【世界,EU,フランス,マクロンの勝利!】というような発言をしているが、
今回マクロンが勝ったのはEUから離脱したくない支持者が多いからだと、EUは勘違いをしていると私は思う。
1030万人のルペンの支持者はEUから離脱したいことを忘れていると思う。
EUは自慢しすぎている。
EUが忘れてはならないのは、BREXITとメイ首相が支持されていることだ。
BREXITには、ハードBREXITとソフトBREXITがあり、
ハードBREXITは完全にEUから離脱すること
ソフトBREXITは中途半端な離脱すること
イギリス人はハッキリした性格だから、ハードBREXITが支持されるであろう。
でも、EUはソフトBREXITを望んでいる。
先週のイギリスの市町村の選挙でメイ首相のTORY党の支持率が大幅に上がっており、
6月8日のイギリス総選挙でメイ首相のTORY党が大幅に勝利することが予想できる。
EUはイギリスがEUから離脱するための罰金、約1000億ユーロを請求しているが、EU側の弁護士はイギリスへの罰金は法律的に要求する事ができないと言っている。
イギリスがEUに対し約7000億ユーロを投資しているから、資産の一部を返すべきだと思う。
EUからするとフランスの選挙より、イギリスのBREXITの方が大きいし重要なのに、フランスの選挙でEUが勝利したと、
自分たちに都合がいいことだけ見ていたいし、アピールする。
スイスは30年間いつでもEUに加盟する権利があったが、去年EUに返した。
スイスの外務大臣は、「誰でも入れるクラブに入るわけがない。」と発言した。
オランダとイタリアとハンガリーとスウェーデンなどでEU離脱派の支持率が大幅に上がっている。
ギリシャは経済破綻し、EUが強制的に国の資産を売却させており、現在貧困率が約40%・若者の失業率が約58%、
自殺者は年々多くなっているのに、EUは助けるよりも追い討ちをかけるようにこうしなければいけないなど命令し続けている。
結局 どこから見ても、EUに対する良い話がありません。
タイタニックが沈没する前に、オーケストラは気付いていながら音楽をずっと演奏し続けていたのと同じで、
EUも良いニュースがないのに、EUが崩壊することに気付きながら、気付かないふりをしている。
タイタニックは沈没しないと宣伝していて、救命ボートを乗客分、用意していなかった。
EUはタイタニックみたいに絶対崩壊しないと考えているが、加盟国=氷山とすれば
EUの政治家の救命ボートは足りない。ルペン氷山がまだみえてない。
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富士通は良いコーポレートガバナンスを実現しているのか?
2017年3月3日
今週談合事件で社長と会長が3ヶ月間、30%減給
他の取締役は10〜20%減給が発表された。
この発表は、良いコーポレートガバナンスを実現していると投資家にアピールしたかったのだと
思うが、海外投資家はふざけるなと思っている。
給料をカットするよりも3ヶ月社用車を使わせない方が、彼らにとっては痛手だろう。
談合した人たちはどうしてクビになっていないのか。
社外取締役が、この給料カットに同意したのはあり得ないと思う。
良いコーポレートガバナンスだとクビにしたり、今後の対策を投資家に発表するだろう。
結局、談合していること自体投資家は、東芝みたいに富士通も苦しんでいるのだろうと思っている。
海外の企業と比べるとマーケットの評価は日本の企業の方が割安感がある。
きっとこういう風なことが続く限り、割安感は変わらない。
東芝は戦略がない
2017年2月17日
日本は昔、犯罪を犯すとみんなの前で吊るし上げられ、処刑されるのが当たり前だった。
東芝はそうされるようなこと(不正会計)をしたのにメインバンクのバックアップを受けているのはおかしい。
上場している企業はチャリティーではない。
自分たちで生き残る術を考え、行動し、政府や銀行に頼るようなことはしないで欲しい。
責任は自分たちで取らなければならないことを東芝は他の企業にも示して欲しい。
東芝は約20万人の従業員がおり、その家族や雇用自体を政府が守ろうとするのは甘い。
政府は従業員やその家族を守ろうとするのであれば国営化すればいい。
国営化したら国民は税金を払わないだろうけど。
日本の財政はずっと悪いのに、東芝を助けている場合ではない。
マーケットで東芝は価値ある事業はないだろう。
約10年前、東芝の携帯事業が低迷したため富士通と提携したが、マーケットはスマートフォンのアップルやサムスンなどのグローバルなメーカーに着目し、
現在アップルとサムスンが携帯電話マーケットシェア35%占めている。
日本大手のSONYが1.7%。
その間、NECがCASIOと日立と提携しSONYがエリクソンを買収
SANYOは京セラに携帯事業を売却
三菱電機は携帯事業から撤退した。
他社は早々に見限っているのにも関わらず、東芝は携帯事業から撤退もしないし、それを許している社外取締役は想像力がないと思う。
PC事業はHPとDELLとLENOVOの15年間を合わせたシェアが35%から約60%まで引き上げた。
それに比べ東芝は4%
原発事業のウェスティングハウスを買収した際にお金をかけ過ぎだし、
東芝はマーケットに評価されないことばかりしているので、時価総額は8000億円以下になっている。昨日時価総額は9000億円でした。
携帯・PC・原発など東芝は10年間戦略ミスが続き、東芝の事業は競争上の優位性がない。
何回も言うが、東芝に手を差し伸べないで欲しい。
日本の上場している企業は、緊張感をもって株主のために、従業員のために正しいこと・深く考えることをしてほしい。
海外では株主は神様。
でも東芝の株主は東芝に神様だとも思われてもいないし、大事にもされていない。
東芝は不正会計後に社外取締役を社内取締役より人数を増やした。
社外取締役の方が多くなったことにより、これ以上不正ができないし、隠せない組織だと株主や海外投資家にアピールした。
社外取締役は人数よりも、能力が一番大事だと考えて欲しい。
東芝の場合、日産がカルロス・ゴーンを雇ったみたいに大きな危機を救ってくれる人を社長に選んだか。
投資家は、カルロス・ゴーンのような自信があるリーダーを選んで欲しいと思っている。
2年前に日本はコーポレートガバナンスコードを導入し、日本の上場企業を世界の企業と同じレベルに引き上げようとしているのにも関わらず、日本の企業はほとんど意味を理解していないと思う
東芝がこういったことをしてもなお、メインバンクに助けられ倒産しないでいられると、
他の日本企業にも悪影響だし、コーポレートガバナンスコードを導入した金融庁や東証がバカにされているのではないかとさえ思う。
海外投資家にアピールするためにコーポレートガバナンスコードを政府は導入したが、東芝の件で海外投資家の日本マーケットへの期待はチャラ、もしくは日本のマーケットに絶望を感じているかもしれない。
東芝だけではなく、他の上場企業でも同じような問題が出てくるだろう。
Intelの純利益25年分を足すと、日本の大手テクノロジー企業20社25年分の純利益を足すより
約4割多い。
富士フィルムはKodakが潰れた日にマーケットに富士フィルムが潰れていないことを自慢していたが、実は株主が得られるトータルリターンはKodakが潰れる10年前のトータルリターンより富士フィルムの方が少なかった。
潰れたKodakの方が株主からしたら価値があった。
日本の企業は他社と同じようなものばかり作っていて、価格競争をするしかない。
リスクを取らず、長く細く生き残っていることを重要視する。
でも競合相手は世界で増え続けており、ライバルは新しいことを始め、リスクを取ることを選んでいる。
東芝は全社員の給料をカットすることを組合と協議中らしいが、そんなことをしても無駄だと思う。
やるなら一番強い事業に戦略を集中し、投資していくしかない。
会社を復活させたいなら、さらに会社を苦しませることは自殺行為である。
年齢や役職での判断ではなく、能率給にすると優秀な人が出てきて、社内競争で色々な企業が業績を伸ばすだろう。
2017/2/12- 日本と同じで、ドイツは少子高齢化の国だ。
そもそもドイツが難民を受け入れる目的の1つは、難民で若い人たちを受け入れたら
高齢化の問題は解決でき、ドイツは思いやりの国で多様性に寛容だということをアピールできると考えた。
ドイツは第二次世界対戦の時のような人種差別の歴史とは反対の国になったことをアピールしたかった。
シリアから女性はと子供が来るより若い20代の男性の割合が7割ぐらいで非常に多い。
誰でも戦争から避難することは当たり前のことだが、ドイツに100万人以上の難民が来ている中で、8割が難民ではなく自分の国より経済的に潤えると考えてドイツに来ている人たちが多い。
本当に戦争から逃れている人たちではない。
あまりにも想像をはるかに超えた難民がドイツに押し寄せているため、ドイツのメルケル首相は
対策がなく、混乱が続いている。
ケルンで一昨年の年末にドイツ人の女性が難民にレイプなどされた。約500件。
だが、メルケル首相とケルンの市長はこの事件を隠そうとし、メディアに圧力をかけ、
ドイツ人の女性は露出をしないように推奨した。
ドイツ人は自分の国にいながら制限され、様々な人たちが反発している。
地下鉄の階段で普通に階段を降りているドイツ人の女性が急に後ろから難民の男に蹴落とされた。その様子を動画で撮っていたドイツ人男性が逮捕された。
逮捕内容は、難民のプライバシーを侵害したという内容だ。
ドイツ国民はありえないと反発した。
ドイツ人は限界を超えており、難民に対する犯罪も増加傾向にある。
ミュンヘンのショッピングセンターでテロを起こした人と、ベルリンのクリスマスマーケットにトラックで突っ込んだ事件でも、メルケルは難民がテロを起こしているのに、優しい気持ちでいればテロがなくなると言った。
AfD党(ドイツの難民反対派)は、支持率が急上昇しており、メルケル首相はこれまでの甘い考えを変えざるを得ない状況に追い込まれている。
今週、ドイツのメルケル首相は自分が受け入れた難民に対して提案した。
まず、戦争から逃げている人は誰でもウェルカムだけど、
難民のフリをしている人たちはお金を払うから出ていって欲しいと。
この予算は約110億円用意されて降り、最初からきちんと対策があればこの予算は不要で、
約110億円を一番必要としている難民に充てることができただろう。
2017年は、オランダ・フランス・イタリアで総選挙が行われる。
アンチEUとアンチ難民の右翼系の党が勝つことが予想できる。
ドイツ=EUで残っているEU加盟国は、オランダ・フランス・イタリアが離脱したら
ドイツにさらに色々な要求がしやすくなる。
ドイツは難民に自分の国に帰ってもらいたいし、EU加盟国には離脱して欲しくない。
難民が自分の国に帰ってもらうのに、ドイツ国民の税金を使い解決するしかないし、
EUから離脱しないように各国にさらにドイツ国民の税金をばらまくだろう。
EUが崩壊するのは予見できた。
それぞれの国が、民族・言葉・習慣・労働環境・年金など様々で、
経済成長が弱くなるとEUの団結力も弱まり、自分の国だけを守りたくなる。
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豪ターンブル首相がトランプ大統領に怒られたのが当たり前! 2017年2月3日
トランプ大統領は今まで話してきた各国のトップの中でターンブル首相のことを最低だと評価した。
第二次大戦以降、オーストラリアとアメリカはお互いに一番大事にし、様々な戦争(ベトナム・イラク・アフガニスタン等)で、オーストラリアが最初にアメリカを援護しに行く間柄だった。
二国間が本当に仲が良ければなぜ、トランプにターンブルが怒られたか。
アメリカの総選挙は11月8日。
それまで、ターンブルはヒラリー・クリトンが勝つと信じて準備してきた。
トランプが大統領になることはありえないと準備をしてこなかった。
トランプが勝利した際には様々な国が挨拶の連絡をすることは当たり前。
だが、ターンブルはトランプの連絡先も知らず、オーストラリア人のプロゴルファー、
グレッグ・ノーマンがアメリカに住んでいるのでトランプの連絡先を聞いて教えてもらった。
オーストラリア国民にとって最も恥ずかしいことで、
トランプにターンブルが怒られたことは、オーストラリア国民は当たり前だと思っている。
トランプが総選挙に勝利した後の11月13日にオーストラリアで預かった難民をアメリカが受け入れる約束をした。オバマとターンブルで。
トランプは難民の受け入れを限ると明言していたのにも関わらず意味のない約束だし、初めて会話をする前からトランプはターンブルの印象派非常に悪く、オバマが次の大統領になるトランプへの完全な嫌がらせ。
オーストラリアのマスコミは今日、ターンブルへ悪い評価の記事を書いている。
トランプは何も悪いことをしておらず、ターンブルもトランプも元経営者同士なのにターンブルの準備不足のせいで話にならなかった。
16か月前に、前アボット首相からターンブルはポジションを奪った。
安倍首相とアボット首相は非常に仲が良く、日本の政治家はなぜアボット首相が辞めなければならないのかがわからなかった。
アボットは、オーストラリアのマスコミに人として嫌われていて
(アボット首相はトランプに似ていて、オーストラリアのマスコミは社会主義的な考え方なので正反対で合わない。)
アボットはマスコミに悪い記事ばかり書かれていたため、支持率が低迷した頃に
ターンブルが自民党内でクーデターを起こし、アボットを失脚させた。
ターンブルの主張は、自民党の支持率を改善するためにターンブルに協力し、首相にさせるように仕向け、支持率の改善・国民に響く経済成長を素早く行動に移すことを約束した。
残念ながら、ターンブルは約束を守れず支持率はずっと下がり続けている。
アボットは日本が設計した潜水艦を受け入れる予定だったが、
ターンブルはアボットと同じことをすることはあり得ないため日本は採用されなかった。
2016年のオーストラリアの総選挙の際に、フランスが設計した潜水艦をサウスオーストラリア州で生産すると約束し、票を集めた。
しかし、思ったより票が集まらず、ターンブルは過半数+1議席のみ多く獲得できただけだった。
自民党はアボット政権の時には過半数+15議席を持っていたのに。
ターンブルがオバマみたいなことをすると支持率が上がるのではないかと思っているが
なにも変わらない。
ターンブルは自民党に首相を辞めさせられるリスクが高くなっている。
アメリカで有名な芸能人は、人々の関心を集めるために様々なことをする。2017年2月1日
彼らは脚光を浴びることが全て。
彼らはトランプ新大統領の悪口ばかり言う。が、Twitterでトランプ新大統領に関する発言をすると、ファンからのいいね!が通常のツイートのいいね!より10倍ぐらいの反応がある。
カープールカラオケという番組の司会者ジェームズ・コールデンが、
政治的なツイートをしないと平均1600のいいね!をもらう。
トランプ新大統領に関するツイートをすると、17000以上のいいね!を得る。
彼はオバマ寄りの考え方だがトランプ新大統領に怒るよりも感謝するべきだ。
反トランプの芸能人は彼らだけではない。
アシュトン・カッチャー(俳優)はコールデンよりも倍ぐらいのフォロワーがいる。
アシュトン・カッチャーのツイートのいいね!はコールデンよりも低い.
マイリ―・サイラス(歌手)は3200万人ものフォロワーがいるが、
彼女が反トランプのツイートをしても・しなくても、いいね!の数は、ほぼ変わらない。
彼女の政治に関するツイートは、フォロワーにとってあまり共感を得ていないということだ。
マーク・ラファロ(俳優) は反トランプのツイートのいいね!が、普段のツイートより10倍。 ジョージ・タケイ(俳優) は反トランプのツイートのいいね!が、普段のツイートより3倍。
トランプ新大統領は、2130万人のフォロワーがいる。
政治に関係ないツイートは平均すると94000のいいね!
政治に関係するツイートは平均すると136000のいいね!
有名人は、トランプ新大統領にインパクトを習った方がいいでしょう。
彼らそれぞれのフォロワーのいいね!÷彼らそれぞれのフォロワーの人数にすると、
次の通りになる。
ジェームズ・コールデン – 0.19%
アシュトン・カッチャー – 0.07%
マイリ―・サイラス – 0.08%
マーク・ラファロ – 0.25%
ジョージ・タケイ – 0.18%
ドナルド・トランプ – 0.64%
ジェームズ・コールデンが、トランプ新大統領をカープールカラオケに呼ぶべきだ。
そうしたら、彼のTwitterのいいね!が増えると思う。
有名人はTwitterの効率が非常に悪いと考えます。